そういう不安を全部「大丈夫!」とはねのけられれれば良いのですが、なかなか発想や気持ちを切り替えるのは難しいものです。
もし今、人間関係に疲れていたり落ち込んでいるのなら、心を癒してくれる本を読むのがお薦めです。
本を読むと「え?こんな発想もあり?」「そうか、そうだったんだ!」と気づかされる事もあり気持ちが切り替わるきっかけになります。
ここでは疲れたキャバ嬢にお薦めの本を紹介しています。
キャバ嬢の心に染みる本①『人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論』
人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論 [ 渡辺 奈都子 ] |
こちらの本には下記の二大原則を中心にした「選択理論心理学」と呼ばれる心理学について書かれています。
「我々はすべての行動を自分が選択して行っている」
「何それ?難しそう」と思うかもしれませんが、原則は最初にご紹介した二つだけ。
確かに自分がコントロールできるのは自分だけだし、すべての行動は自分が選択した結果ですよね。
「自分がコントロールできるのは自分だけ」と思えば、思うとおりにならない状況にイライラしなくてすみます。
「どうしてあのお客さん、私の悪口ばかり言うの?」と腹を立ててみても、相手の言動を根本的に変える事は出来ないのでイラつくだけ無駄なんですよね。
それよりも「確かに私は身長も鼻も低いですよね。気にはしているんですけど、身長を伸ばすのは難しいんです。鼻は整形できますけどね」と相手の主張を聞き、自分の意見をサラッと言って落としどころを見つけてみたり「私の身長や鼻の事を肴にしてお酒が美味しく飲めるなら、どうぞ遠慮なく」と笑顔でかわせるようになれれば一人前。
この本はお客様の言動にイライラした時に読むのがお薦めです。
キャバ嬢の心に染みる本②『+1cm たった1cmの差があなたの世界をがらりと変える』
+1cm(イッセンチ) たった1cmの差があなたの世界をがらりと変える[本/雑誌] / キムウンジュ/文 ヤンヒョンジョン/イラスト 簗田順子/訳 文響社編集部/訳 |
この本は活字が少なく、イラストが多いのでサクサク読めるのが魅力です。
この本を読むと「自分がいかに固定観念にとらわれているか」が実感できます。
物事を見る時は一つの側面だけではなくいくつか見方が出来るのに、一つの方向だけに拘ってしまうのが人間ですよね。
ちょっと発想を変えると見える景色が違ってくる事に気が付かないもの。
この本でお気に入りなのはリバーシブルの発想。
「豊かだから分けてあげる」と「分けてあげるから豊かになる」と言う発想は全然違うもの。
すでのお金や物を持っているから人に分けてあげるのか、それとも手元にそれほどたくさんのお金がなくても惜しみなく分け与える事が出来るのか、両者の間には大きな隔たりがありますよね。
どちらが素晴らしいかは分かりませんが、後者の方が心が豊かだと感じます。
ほんのちょっと発想を変えるだけで世界が違って見える。
当たり前なのですがその当たり前になかなか気が付かないのが人間。
この本を読むと発想の転換がとても大切なのだと感じ、心が軽くなります。
現状が思うようにならず苦しいと感じる時読んでみてください。
きっと「こういう発想もあるよね」と気が楽になりますよ。
キャバ嬢の心に染みる本③『心がラクになる後ろ向き名言100選』
画像引用元:https://www.amazon.co.jp/
「もっとポジティブに、もっと前向きに頑張らないと!」と言う言葉、聞きますよね。
子供の頃から「もっと頑張れ」と言われて育っているため、どうしてもDNAレベルで「もっと頑張らないとダメ」発想が染み込んでいるような気がします。
でも何で頑張らないといけないのでしょうか?
ずっと走り続ける事は出来ないし、時には休憩しないと体が壊れてしまいますよね。
「もっと頑張らなきゃ!もっと上を目指さなきゃ!」そんな発想で息苦しくなっている時、読んで欲しいのがこの「心がラクになる後ろ向き名言100選」。
とにかくネガティブな言葉オンパレードですが、ネガティブな名言の中にも真実は隠されています。
「約束を守る最上の方法は約束をしないことだ」は後ろ向きな名言ですが、「実行出来そうにない約束は最初からしない」事が信頼関係を維持する大事な方法なのかもしれません。
お客様の中にも「今度プレゼント買ってあげる」と気楽に言う方がいますが、実行してくださる方とそのまま放置の方とでは印象も違ってきますからね。
後ろ向きの発想でも真実はある、後ろ向きでも良いんだと思うと心も軽くなって来ますよ。