【絶望系女子】癒しを提供する側のキャバ嬢が癒されたくなる時

キャバ嬢はお客様に癒しの時間を提供するのがお仕事です。
でも思わず「誰か私を癒して」と言いたくなる事もあったりします。
思わず絶望してしまうシチュエーション・・・貴女も同じ経験、ありませんか?

あとから入店したキャバ嬢が自分よりドンドン売れていく時

キャバ嬢は人気商売なので、役所の職員みたいに先に入職している人が絶対有利と言うわけではないんです。
例えるなら芸能界のようなもの。

芸能界でも新人がいきなりブレイクして押しも押されぬ人気女優やモデルとして活躍するなんて日常茶飯事。
キャバ嬢の世界も芸能界のようなもので、昨日、お酒の作り方を教えてあげた新人がいきなり大化けする事もあります。
指名をバンバンもらい同伴出勤を大忙しでこなす人気キャバ嬢になると「新人なのに、なんであんなに人気が出るの?」と落ち込みますね・・・。

人気の出たキャバ嬢が、明るく人柄も良くルックスもパーフェクトで「これなら売れて納得」の出来た女の子なら悔しさも少しは和らぐのですが、見た目もイマイチで気の利いた接客が出来ないのに人気が出たりすると「あの子、絶対枕やってる」と心の中で罵倒してしまう自分に嫌気がさしてきます。
あとから入店したキャバ嬢がどんどん売れていくと、何だか自分だけ取り残されたような気分になっちゃうんですよね・・・。

連勤な上に同伴続きで疲れがたまっている時

毎日お店に出勤している上に同伴続きだと、睡眠不足で頭がフラフラしてきます。
接客中に立ち上がると急に眩暈がしたり、欠伸をこらえるのに必死になったりと、接客どころではなくなる事も。

「そんなに疲れているならお休みしたら?」と言われそうですが、勤務シフトはあらかじめ提出しているのでよほどの事が無い限り休めないですし、お客様がたくさん指名や同伴をしてくれる時期は休まずに仕事をして少しでも実績を作っておきたいと無理してしまうのです。

キャバ嬢は明日の保証がないお仕事。
調子の良い時に少しでも営業成績を上げておかないと後が苦しくなります。
なので多少しんどくても無理して営業してしまいます。
「よし、来週お休みがもらえたら一日中寝てやる」と思って自分の体に鞭打つ日々。
ああ、誰か私に安定した売り上げを保証してくれる太客をください。(切実)

ひどい態度を取るお客さんの接客についた時

キャバクラは癒しの場所。
お客様が会社や家庭で嫌な目にあった時、お店で愚痴や悪口を言いたくなる気持ち良く分かります。
キャバクラはストレスを発散する場所でもあるので、プロのキャバ嬢は愚痴や悪口もきちんと聞きます。

でもね、愚痴やともかく悪口はやっぱり聞くに堪えないのが本音です。
とくに悪口の対象がお店の店長やスタッフ、キャバ嬢に及ぶとヘラヘラ笑ってもいられません。
私の経験ですが、以下のような悪口や発言はやっぱり我慢出来ないものを感じました。

・「君ってこんな事も知らないの?」と上から目線で馬鹿にされる
・「君、太り過ぎじゃない?」「一重で鼻が低いんだね」など容姿を馬鹿にされる
・政治の話になって適当に相槌を打っていたら「お前みたいな奴がいるから日本がダメになるんだ!」とキレられる

機嫌の悪いお客様が突然訳もなく怒鳴り散らしたり、女の子に暴力を振るう、セクハラするなどの話も聞きます。
嫌みや悪口くらいなら我慢すべきかもしれませんし、実際我慢してます。

でも気が付いてください!
キャバ嬢だって同じ人間。
深く傷ついているのです。

頑張って営業かけても指名が貰えない・発展しない時

調子の良い時はトントン拍子でお客様が増え、指名がもらえたり同伴出勤を何度もこなすなど営業成績もアップ。
ところが頑張ってLINEやメール、電話で営業を掛けても指名がもらえなくなったり、同伴出勤のお誘いに誰ものってくれなくなるなど「まるでスランプ」な時期も来ます。

営業成績が上がらないと時給も下がってしまうので私も必死に営業しますが、もがけばもがく程上手くいかなくなってドン詰まりに・・・。
頑張って営業を掛けても売り上げに結びつかない時「ああ、私って駄目なキャバ嬢だな」と落ち込み、癒されたくなりますね。

信頼関係を築けているお客さんに裏切られた時

最初はキャバ嬢とお客様という関係ですが、だんだん距離が近くなりお互いの悩み事を相談しあったり、苦しい時に助けてもらえる良い関係が構築出来ていると思っていても、同伴で突然ホテルに誘われたりすると「ああ、やっぱり体目当てだったんだな」と思ってガッカリします。

それ以外にも、仲の良い馴染みのお客様が他の女の子に私の悪口を言っていると聞いた時や、それにいつも私を指名してくれるお客様が他の女の子に浮気した時(他の女の子を指名した時)もかなりショックですね。
「信じていたのに」その信頼を裏切られた時、思わず癒されたいと感じてしまいます。

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