知らないとやっべっぞ!キャバクラでのお酒のマナー

自宅で水割りを作って飲む方にとっては全く抵抗のないお酒の作り方ですが、「ウイスキーって何?ブランデーとどう違うの?そもそも水割りってどういうもの?」と言う女の子にとっては「水割りって難しそう」と感じられてしまいますね。
私もお酒が苦手な方なので、最初は「水割りって何ですか?」くらいの知識しかありませんでした。

でもお酒を作るのは誰でも出来ますし難しい技術は必要ありません。
ここではキャバ嬢にとって必須のお仕事、お酒の作り方やマナーについてまとめています。

お酒のマナー①ボトルを持ちかたで動作が優雅に見えるか否か決まる

ボトルを片手で持っても両手で持ってもお酒は作れます。
わちゃわちゃした動作でも水割りを作って提供する事も出来ますが、ハッキリ言いましょう。
キャバクラは立派なエンターテイメントです。
お客様に心地よく過ごして頂くためには「見栄え」にも気を遣わなければいけません!

同じボトルを注ぐにしても、ゆっくり優雅に注ぐのとドバドバ汚く注ぐのでは印象がまるで違います。
キャバクラでは常に見栄えを意識してください。
ボトルの持ち方も同じです。

焼酎、ブランデー、ウイスキーなどの瓶を持つ時は両手で持つのが基本。
ミネラルウォーターや炭酸水を注ぐ時もラベルが上になるように気を付けましょうね。
ラベル面を上にするのはもちろん、ラベルに手が掛からないように注意するだけで女性らしく、上品に見えますよ。

お酒のマナー②水割りのお酒を作る時にガチャガチャと音を立てない


画像引用元:https://www.leon.jp/peoples/6282?page=7

水割りを作る時には、まずグラスに氷を入れます。
乱暴に氷を入れると音がしますので、トングで氷を掴んだらそっとグラスの底に置いていく感覚です。
氷を入れ終わったら、次はグラスを冷やすためにマドラーでグラスの縁に沿うように回していきます。
マドラーと氷がぶつかると音がしますが、動作がゆっくりならそれ程音は響きません。

ガチャガチャと音が鳴ると「みっともない」と「品がない」と感じられてしまいます。
お酒を作る時間は十分にありますので、無理に急ぐ必要はどこにもありません。

グラスが冷えたら次はウイスキーやブランデー、焼酎をグラスに注ぎます。
薄めならワンフィンガー、普通の濃さならツーフィンガー、濃いめのお酒なら2.5フィンガーが最適。
お酒の濃さはあらかじめお客様に聞いておく方が無難です。
分からない時は薄めに作ります。

時間が経過するとグラスの表面に水滴が出てくるので、キャバ嬢は持参したハンカチで水滴を拭き気持ちよくお酒を飲んでもらえるように配慮しましょう。

お酒のマナー③ロックのお酒を作る時はゆっくりとした動作を意識

ロックの場合はグラスに大きめの氷と、ウイスキーやブランデーを入れるだけなので簡単です。
グラスに入れる氷が小さいとすぐに溶けてお酒が薄くなってしまうため、できるだけ大きめの氷を入れるようにします。
お酒もドバドバ入れると飲み切れず最後は氷が解けて水っぽくなってしまうので、氷を入れてグラスを冷やしたらウイスキーやブランデー、焼酎はツーフィンガーくらいの量がお薦めです。

ブランデーやウイスキーは蒸留酒なのでアルコール度数がかなり高く(ビールの6~8倍くらいあります)原酒を一気に飲み干す方は殆どいません。
体に悪いですし悪酔いしちゃいますからね。
ロックの場合は原酒を少しずつグラスに注いで楽しんでもらうようにしましょう。

ロックはグラスに大きな氷を入れてステアするのがメインなので、優雅にゆったりとした動作でガチャガチャと不快な音をさせないように気を付けましょうね。

お酒のマナー④マドラーは左周りで混ぜる

水割りでもお湯割りでもマドラーで混ぜる時は左回りが基本。
右回りは時計回りなので「早く時間が経たないかな。お客さん、早く帰ってよ」と言う気持ちを表現してしまいます。
「ずっとお店に居てくださいね」と言う気持ちを込めて左回りでステアします。

ずっとお店にいてくれたら延長料金が発生するのでお店にとっては儲けになりますし、場内指名してくれればキャバ嬢にとってもプラスに。
お店にずっと居てもらえるように左回りにステアするだけではなく、楽しいお喋りで心地いい時間を過ごしてもらいましょう。

お酒のマナー⑤ドリンクを頂いたらグラスはお客様より下の位置に

もしもお客様からドリンクを頂いたら、グラスはお客様より下の位置に持ちましょう。
ドリンクを頂く時は乾杯しますが、この時もお客様のグラスよりも下の位置で乾杯します。
これはキャバクラだけではなく、一般社会でも使えるマナーです。

もし会社の飲み会で乾杯する時は、上司や目上の方のグラスよりも下の位置で乾杯するのが基本です。
キャバクラのマナーはキャバクラでしか通用しないと思い勝ちですが、意外と一般社会でも使えるマナーが多いです。

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