パトラッシュ私はもう疲れたよ─意外と多いキャバ嬢達のルール

ルール①キャバ嬢初心者がやらかしがちなヘルプ接客

キャバ嬢デビューしても、まだ特定のお客様が付いていない状態では「ヘルプ」として仕事をする事が多いです。
ヘルプとは、他のキャバ嬢に付いているお客様を一時的に接客する事です。

人気キャバ嬢は一晩のうちに色んなお客様に指名されるので、指名されたお客様の間をクルクル回って20分程度の時間配分で一人の客様を接客しています。
ずっと同じお客様とマンツーマンで接客出来ないのがキャバクラのルールです。

ただお目当てのキャバ嬢が席を外したからと言って、お客様をぽつんと一人にさせるわけにはいきません。
そこでヘルプのキャバ嬢の登場です。
本来別のキャバ嬢に会いに来たお客様を接客するわけですから、新規客よりも気を遣いますよね。

「もともと他のキャバ嬢の顧客」なので、以下のような行為は絶対NGです。

・電話番号や名刺交換など積極的に営業する
・不必要に体を密着させるなどいちゃつく
・キャバ嬢からドリンクをおねだりする
・お目当てのキャバ嬢の個人情報を教える・悪口を言う

他のキャバ嬢のお客様なので、上記のような行動はお客様を横取りする行為に等しいです。
このような行為を行うとお店で孤立したり虐められる事もあるので要注意です。

ルール②キャバ嬢個人の営業スタイルについて

キャバクラではキャバ嬢がある程度独自のキャラを作って、工夫をこらしながら営業しています。
例えば友達営業、色恋営業、オラオラ営業など営業スタイルにもいくつか種類がありますし、本来アッサリしている男っぽい女性が「お客様が増やせそうだから」と無理に可愛い女性を演じて色恋営業している事もあります。

あまりに素のキャラから離れると精神を病んでしまいそうですが、キャバ嬢はお店である程度の演技をしているんですね。
私は人との争うのが好きじゃないし、どちらかと言うと暗い性格でキャバクラ向きではないように感じています。
でもお金を稼ぐために「相馬ヤマト」と言うちょっと勝気で明るいキャラを演じて友達営業しているわけです。

そんな素のキャバ嬢像をお客様にバラしてはいけない、という暗黙のルールがキャバクラの世界にはあります。
「あの子、明るいキャラだけど本当は根暗なの」
「あの子ってオラオラ営業してるけど、結構繊細な子なんだよね」
などお客様に暴露するのは、夢やイメージが壊れてしまうためNG。

また「オラオラ営業なんてお客様に失礼だから止めなよ」「色恋は危険だよ」など、例えキャバ嬢を心配しているとしても言ってはいけません。
どんな営業スタイルでもお店で認められていればそれが正解。
脇から口を出すのもルール違反です。

ルール③当たり前のことだけど破りガチな欠勤時の連絡

キャバクラの世界では「無断欠勤は罰金〇万円」「遅刻は罰金」など厳しいルールがあります。
一般企業に勤める方から見ると信じられないかもしれませんね。
つまりそれだけ「無断欠勤する女の子が多い」って事です。

どうしても勤務出来なくなってお休みしなければならない時、事前に「高熱が出てお店にいけません」と連絡するのは当たり前の話です。
でもそんな当たり前の事が出来ない女の子がいるから、厳しいルールが必要になってくるんですよね。

社会人として最低限必要な報告や連絡は忘れずに。
それが出来ないと他のお店に行っても上手くいかない可能性大です。

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